「日本列島快走論」とは?
日本列島快走論の概要【3】 12 3
~おわりに~

●このように、日本列島快走論は非現実的な提言ではなく、ほぼ全ての国民に大きな利益となる政策です。そして、ごくひと握りの道路族議員と中央官僚の意識転換を促せば、数年以内に実現可能で、国民全員にわかりやすく、魅力的なプランです。この新論を目にしたみなさんが各地で声を上げ、大きなうねりを呼び起こして永田町と霞が関を動かすことは、決して夢物語ではありません。老若男女を問わず、地域や学校、そして職場で話題にしてみてください。

●東京湾をまたぐ「アクアライン」(料金片道3000円)はガラガラです。羽田-木更津間15kmが無料でむすばれた姿を想像してみてください。首都圏のヒトとモノの動きは一変します。

●新幹線と並ぶ戦後日本の社会資本の代表である高速道路を地域の普通の人びとの手に取り戻そうと発案したのが日本列島快走論です。高すぎてせっかく作ったのに使えない高速道路がこのままで存続できるわけはありません。
いまの国民のあきらめの気持ちを一変させ、地域ごとのささやかな夢を全国で実現してゆく起爆剤になるのが、高速道路の無料化を突破口とする変革なのです。
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