■ ドイツの事例のことだと思われます。環境問題への対応と道路のいたみを軽くするための重量の制限があります。
ドイツでは環境問題へ配慮して、超大型車には「環境税」を課しています。また老朽化した道路への重量の負荷を考えて高速道路への乗り入れ車両の重量制限も実施しています。いずれも、環境と道路のハード面の耐用年数を考慮した特別な措置で、通行無料という原則に対する例外です。高速道路は全て有料という日本とは根本的に異なります。
わたしの「日本列島快走論」では、大都市部は渋滞対策としてロードプライシング、つまり有料を維持します。これは、ETC(電子料金徴収システム)をさらに拡大しながらすすめるべきだと考えています。なお、この大都市部のロードプライシングでは、低公害車やITS(事故防止システム)対応車に対しては割引、あるいは特例として無料にするなどの対応でクルマ社会と環境問題への貢献策も実行できるでしょう。
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