【第16話】年金・簡保への影響なし | 2004年06月14日更新 |
高速無料化は年金・簡保・保険を救済する切り札となる。 年金・簡保・保険にとっての最大の問題は何か。 国民年金は、1人当たり月1万3300円を支払う。40年間満額納めてはじめて、65歳を過ぎてから月に6万6000円を受け取ることができる仕組みとなっている。1年で15万9600円を40年間支払うわけだから、生涯に掛ける金額は627万6000円。65歳から30年間年金を受け取ると、合計2376万円。すると元本を最低でも3%で運用しなければならないことになる。 つまり、年金資金の運用にとって、金利や株価の上昇は大きなプラス要因となる。 高速無料化とは、年金資金の運用と一緒で、金利が上昇した時に、借金をなくして預金を増やした方が得をする考え方と同じなのである。 |